報道/メディア
メディアとは媒体...と訳すと、あまりにざっくりした言葉です。
本も映画も新聞もラジオもテレビもSNSもCMも漫画も、全てメディアです。情報媒体。
「情報」も「媒体」も、実体というにはあまりにもあやふやな「存在」です。
私はサイトのトップに記したように、ここを疑ってしまったからこんなリンク集を作っています。
情報と媒体、その向こうにいる発信者としての「人間」を知りたくて。
そして何より、受け手としての「自分」を知るために。知らなさも、知るために。
〈最終更新日:2023.10.20〉リニューアルに伴いページを独立させました。
食べ物は拾い食いしたりしないのに、情報は拾い食う。
放送倫理など
・放送倫理・番組向上機構(BPO)...放送倫理検証委員会、放送人権委員会、青少年委員会。※苦情の取扱い基準はこちら
・薬物報道ガイドライン (特定非営利活動法人ASK)
・LGBTQ報道ガイドライン-多様な性のあり方の視点から- 第2版策定 (LGBT法連合会)
・自殺に関する報道にあたってのお願い (厚労省)
・「第1回 自殺報道のあり方を考える勉強会~報道の自由と自殺リスクの狭間で~」実施レポート (いのち支える自殺対策推進センター)
・性暴力報道取材のためのガイドブック (2016 性暴力と報道対話の会)
・『難民の報道に関するガイドブック』を発行しました。 (認定NPO法人 難民支援協会)
・【資料】「惨事報道の視聴とメンタルヘルス」の公開について (2022.3.3 一般社団法人 日本トラウマティック・ストレス学会)
・報道倫理 (テレビ東京)
・東海テレビ放送 放送基準 (東海テレビ)
・放送番組の制作委託取引に関する自主基準 (フジテレビ)
・報道のあり方と報道被害の防止・救済に関する決議 (日本弁護士連合会)
※テレビ番組内のフリップやパネル等の右下に、調査会社名が載っているときは、それでググってみるのも一興です。
調査会社に限らず、時に家族の言う事より無条件で信じている「それ」は、なんですか?
手間の分だけ信用が積み重なっている感...が、ある。
新聞
・新聞倫理綱領 (日本新聞協会)
・日本新聞協会 (会員社一覧)
・全国紙・地方紙の新聞社サイト集 (リサーチ・ナビ)
共同通信社、時事通信社共に「会社・事業」なんだな、と思うと、ハッとします。タダで情報を得ることの意味...。
・新聞記者 (job tag)...job tagは職業情報提供サイトです。
基本大卒の方がなるのは納得なのですが、読者(高齢寄り)の多くは大卒ではなく...インテリと市民の距離感。
学術会議のことが大きく取り上げられた時、インテリに対する不満感みたいなものも混ざっていたような肌感覚があり。
じゃあインテリって誰やねん、となると、特定の誰かではなく、自分(たち)を気にしないで進める「何か」であったのかなと。
・【元記者解説】新聞に取材、掲載してもらう具体的な方法【取材依頼の文例付き】
(2022.3.18 紙のひとブログ)...取材を受ける側になった場合など、他記事も参考になります。広告ではないということ。
・「パブリシティ」の意味とは?広報やPRとの違い【知っておきたい広報用語】
(2023.9.13更新 PR TIMES MAGAZINE 編集:PR TIMES MAGAZINE)
...広報用語を知らずに社会人をやっているんだなぁ、と改めて気づきました。そら知らんやろ、じゃなく、知ってもいい。
・NIE 教育に新聞を
・新聞奨学生とは 奨学生のシステム (新聞奨学生サイト)...正直胡散臭いのですが(※ただの感想)。未成年就労の代表みたいな印象。
万が一利用する場合は経験者の意見など、今はネット上にあると思うので慎重に。
情報を得ることが、非人権的な営為等の上に成り立ってしまうことに関して、無関心でいてはいけない...自分と地続き。
ジャニーズの件以降、特にそんなことを考えます...今更ではあるのですが。
・新聞営業(勧誘セールス)の仕組みを理解しよう! (新聞販売店.COM)
年配の方の一部は、この辺の手管にゴリ押しされて取ってしまっている人もいる。というか親が...。
・新聞販売店.COM...他にもいろいろ興味深い。記者さんとかとまた全然別業態。
・サクサク検索「毎索(マイサク)」...毎日新聞の保有するデータベースの検索サービス※有料サービスです
※地元紙をお悔やみ情報確認のために取っている、という人が周りに少なからずいるので関連してこちらも。
・おくやみinfo...全国のお悔やみ情報・訃報
・cocodama...お悔やみ情報や訃報、お墓や樹木葬 散骨などの情報案内
新聞読者の年齢層が高いとは言われますが、であるならば、あの文字の小ささを変える気ゼロなところなど、よくわからず。
つまりはその「変わらなさ」が愛されている気もする。それで守れているもの、それで埋もれていくもの。
紙面の配置や取り上げる大きさで(新聞社側の判断による)重要度が伝わるのは、俯瞰と集中を同時に体感できる装置の
ような気がして、ネット記事にはない利点だなと思うのですが...。
人を追い詰めることができるのに、法で裁くのは困難という「情報」の取扱い。
関連法、省庁など
・情報通信白書 (総務省)
・情報セキュリティ関連の法律・ガイドライン (総務省)
※改訂したようなのでそのうちリンク切れるかもです。総務省の方も色々発信してくださっている。
・電気通信事業法...昭和五十九年法律第八十六号
・有線電気通信法...昭和二十八年法律第九十六号
・サイバーセキュリティ基本法...平成二十六年法律第百四号
・著作権法...昭和四十五年法律第四十八号
こういうのも改めて目を通すと意味がわからないだらけです。
(影像の固定に用いる光学的方法に係る基準)
第一条の三 令第一条第二項第四号の文部科学省令で定める基準は、標準的な室内環境において、
波長が四百五ナノメートルのレーザー光を開口数が〇・八五の対物レンズを通して照射することとする。
...ふむ。わからん!!!!!(法律ってこういうところある...だから、法律を知らない人のことは守ら(れ)ない。特に刑法以外)。
NHKって、法律・法令特化番組とか作ってくれないんだろうか。私が大人なのに知らな過ぎるだけかもですが。
・電波法...昭和二十五年法律第百三十一号
・不正アクセス行為の禁止等に関する法律...平成十一年法律百二十八号
・独占禁止法の概要 (公正取引委員会)
・下請法の概要 (公正取引委員会)
・デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 (総務省)
・令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 (消費者庁)
...こういうのも、消費者を守っているようでいて、縛りが増えていっているだけのような気もする。
誰でも何かしら引っかかる。人を苦しめることを規制する法律はあまり進まないのに。
・政策一覧(消費者庁のしごと)...まぁ、こっちも仕事なんで。って言われそう、と思ってつい見てしまった。
言葉の混在。人の乱立。自身の混乱。世界の狂騒。
メディアに関するメディア
【映画】
・さよならテレビ (東海テレビドキュメンタリー)
【本】
・政治と報道 報道不信の根源 (2021.2.28 扶桑社新書 上西 充子さん)
・差別はたいてい悪意のない人がする (2022.2.3 好書好日 著者インタビュー キム・ジヘさん)
このタイトルを読んだとき、つまり自分がしている諸々が差別なのではないかと思いました。
意識しないということ。知ろうとしないこと。切り捨てること。想像しないこと。忘れること。決めつけること。そういう諸々。
自分を通した正解を基軸にするのではなく、間の違いを自分に受け入れていく作業...そういうことを大切にしたいと。
まぁ、それでも、差別してしまっていると思うので、偉そうにするのでもなく。一歩ずつ、遅々としておりますが...もごもご。
・わたしは「ひとり新聞社」 岩手県大槌町で生き、考え、伝える (2022.9.28 亜紀書房 菊池由貴子さん)
人のためと、自分のため、の交差点が社会...なのかなぁ。
・平和は「退屈」ですか 元ひめゆり学徒と若者たちの五〇〇日 (岩波書店 岩波現代文庫下嶋哲朗さん)
...この本を紹介する分野が何かは大事じゃなくて、この本の痛みが多くの本質に触れていることが大事だと思って、ここに。
【ウェブ】
・マーシャル・マクルーハンのメディア論 (Es Discovery Logs)
・NHK放送文化研究所...一度じっくり読んでみたい、記事がたくさん。
・電通総研...クオリティオブソサエティ
・情報通信統計データベース (総務省)
【レポート】
・政治と社会を繋がないマス・メディアの世論調査 (2016 東京大学先端科学技術研究センター 菅原琢さん)
・ニュースメディアの多様化は政治的態度に違いをもたらすのか (2019 NHK世論調査部 渡辺洋子さん、政木みきさん、河野啓さん)
・多メディア時代における人々のメディア利用と意識~「全国メディア意識世論調査・2020」の結果から~
(NHK 世論調査部 斉藤孝信さん、平田明裕さん、内堀諒太さん)
【記事】
・今は猛批判だが、直近まで統一教会の宣伝を垂れ流していた報道機関とIT大手 (2022.8.3 JBpress 文:青沼陽一郎さん)
※有料会員記事ですが、他プラットフォーム掲載のものは無料で読め...てしまいます。
・ご報告 (2023.5.16 林修オフィシャルブログ)...正直に言うと、切り取ったものを見ただけで、私も浅はかな反応をしたので。
・公文書は「国の所有物」ではない--ウィシュマさんの事件と『モーリタニアン 黒塗りの記録』に学ぶ(2022.9.2 note WOWOW)
・広報の「基本のキ」をおさらい! (PR TIMES MAGAZINE)
分類分け自体、専門知がないと難しいのだな...と思いました(匙投げ)。
ほかいろいろ
・media collab...よりよい明日のためのジャーナリズムを共創する。
・SlowNews...2022.7.31で終了→再開
・広告代理店とは?大手売上ランキング&最新182社カテゴリ別解説 (デジマチェーン)
...素人過ぎてわからないのですが、こういうのを読んでいると、ジャニーズ事務所(性暴力の事実以外)に対して市民が
どうこう言う意味...みたいなものがよくわからなくなります。構造的に、情報の受け手(の感情)などというものは最初から
最後まで、全く重要じゃないような。収益につながらない私たちの感情、生活など。...不信の根はそこなのかなぁ...。
市民一人が広告代理店に不信感を抱いたとして、直接的に関わることもなく、情報の発信側と受け手で分離・乖離している。
同じ「人間」という感覚も薄い...見えてこない。私たちはデータ。顧客のステークホルダー(末端)であって顧客ですらない。
けど、そこにいるのはどこまでも「人間」のはず。それを見出せない自分の人間性に問題があるのかもしれず。